☆よく使う色々な韓国語慣用表現9個を紹介
よく使われている韓国語慣用表現を以下に整理します。
目次
【국물도 없다】(汁もない)
これが意味するのは「得られる利益が何もない」と言うことです。
例)죽어라 일만 했지만 국물도 없었다.
死ぬほど働いたが、何も貰えなかった。
【귀가 가렵다】(耳がかゆい)
韓国では、人がその場にいない人の噂話をするとよく「귀가 가렵다 (耳がかゆい)」と言います。
例)이렇게 그에 관해 얘기를 하고 있으니 그는 지금 귀가 가려울 거야.
こんなに彼について話しているから、彼は今耳がかゆいだろう。
【귀가 얇다】(耳が薄い)
人の話を聞いて、よく自分の意見を変える人を指して「(耳の薄い人)」だと言います。
例)그는 귀가 얇아 다른 사람의 말에 쉽게 현혹된다.
彼は耳が薄くて人の話によく惑わされる。
【길눈이 어둡다】(方向音痴)
道の覚えが悪い事を意味します。反対表現では「길눈이 밝다 (道の覚えが良い)」があります。
例)길눈이 어두운 그가 여기까지 오기는 어려울 거야.
道の覚えが悪い彼がここまで来るのは難しいだろう。
【깨가 쏟아지다】(ゴマがこぼれ落ちる)
すごく甘くて面白い生活を送るという意味です。大体新婚生活に比喩されます。
例)깨가 쏟아지는 신혼생활
(甘い・面白い)新婚生活。
【달밤에 체조하다】(月夜に体操をする)
変な行動やその場に合わない行動を責めて言う言葉です。
【미역국을 먹다】(わかめスープを飲む)
試験に落ちる・職場から退けられる・断られるーこのようなときに使われます。
例)작년에 이어 같은 대학에 지원했지만 또 미역국을 먹었다.
去年に続いて同じ大学に志願しましたが、また落ちてしまった。
이번에 우리 부서에서는 누가 미역국을 먹었어요?
今回わが部署では誰がポストから退けられましたか?
용기를 내어 그녀에게 데이트 신청을 했지만 보기 좋게 미역국을 먹었다.
勇気を出して彼女にデートの誘いをしましたが、見事に断られた。
【시치미를 떼다】(しらばっくれる・しらを切る)
自分がやったのにやっていないフリをしたり、分かっているのに分かっていないふりをすることを意味します。
例)그는 아무것도 모른다고 시치미를 뗐다.
彼は何も知らないとしらばくれた。
※語源
昔狩が盛んだった時代、狩犬のような存在だった鷹を盗まれることを防ぐために鷹の持ち主の住所を書いて尾の毛の中に結んでおく資格の角を「시치미」と言います。
つまり「시치미를 떼다」と言うのは、「시치미」を取り除いて持ち主が誰であるか分からないようにすることを意味するのでしょう。
【십 년 감수하다】(10年減寿する)
10年の命が縮むの意で、すごく驚いたり危うい局面にさらされたりしたときに使われます。
例)비가 많이 오던 날에 강가에 나갔다가 십 년 감수 했다.
雨の多かった日に川辺に出てすごく驚いた・危ないところだった。